研究振興事業

日本英文学会東北支部では、東北地域の英文学研究を振興するため4つの事業を行っております。各事業の詳細及び申請方法については以下をご覧ください。

若手研究者のためのトラベルグラント

  1. 日本英文学会東北支部に所属する学生会員もしくはいまだに専任職をもたない会員が、日本英文学会の全国大会および東北支部大会において学会発表(シンポジウム講師を含む)を行うさいの支援を目的とする。
  2. 助成金は交通費の実費とし、一件当たり3万円を上限とする。(ただし、新幹線・航空機については、宿泊代込みのパックとなっているものが往復の正規交通運賃よりも安価である場合には、宿泊費込みの額を助成する。)
  3. 理事会において審査のうえ、助成の可否を決定する。
  4. 募集は毎年2回締め切りを設け、締め切り直後にまとめて審査される。締め切り日は4月1日と10月1日とする。
  5. 年間の助成金の上限は全体で10万円とする。多数の申請が競合した場合には理事会で協議のうえ、減額して支給することもある。
  6. 申請者は当該学会の開催日以前に申請書類を提出しなければならない。申請にあたっては、支部HP上にある申請書フォームに従って必要事項を記入し、必要書類を添付して、電子メールで申請すること。

附則
この規定は平成26年11月29日から施行する。 トラベルグラント申請書

支部大会シンポジウムをもとにした出版の助成

  1. 支部大会のシンポジアムを基にした論集の出版の助成を目的とする。
  2. 助成額は1件当たり20万円とする。
  3. 毎年10月1日を締め切りとして申請を受け付ける。
  4. 論集の主題、タイトル、内容を理事会において審査のうえ、その助成の可否を決定する。採択される申請は原則として毎年1件とするが、複数の申請が競合した場合には、理事会で協議のうえ、複数の申請に対して、助成金を減額して支給することもある。
  5. 申請者は出版以前の計画段階で申請書を提出しなければならない。申請者は出版後すみやかに論集を事務局に提出しなければならない。助成金は、理事会で論集の出版を確認したうえで支払うこととする。
  6. 支部HP上にある申請書のフォームに従って必要事項を記入し、電子メールで申請すること。

附則
この規定は平成26年11月29日から施行する。 出版助成申請書

講演会の支援

  1. 支部大会時の特別講演
    支部大会において開催校が特別講演を企画する場合には、謝礼3万円と交通費実費を、合計10万円を上限として支給する。審査は行わない。
  2. それ以外の講演会
  1. 支部大会以外でも、会員を裨益するような国内外の著名な研究者の講演(以下、講演会と記する)に対しては、講演のテーマ、招聘の主体となる団体の規模、性格、講演する研究者の業績を理事会において審査のうえ、1件につき3万円を助成する。
  2. 講演会の企画の募集は毎年6か月ごとに締め切り、締め切り直後にまとめて審査される。締め切り日は4月1日と10月1日とする。
  3. 年間の助成金は全体で2件6万円までとし、助成の可否は理事会で決定する。助成を受けた場合は、日本英文学会東北支部との共催とし、支部会員に対してホームページ等で周知を図る。また、ポスター、プログラム、ホームページなどに日本英文学会東北支部の支援を受けていることを明記するものとする。
  4. 申請者は講演会の開催日以前に申請書類を提出しなければならない。申請にあたっては、支部HP上にある申請書のフォームに従って必要事項を記入し、講演者の履歴書・業績書を添付して電子メールで申請すること。
  5. 申請者は、当該講演会終了後、速やかに収支報告書及びA4用紙1枚以内の報告書を提出しなければならない。

附則
この規定は平成26年11月29日から施行する。 講演会補助金申請書

東北英文学賞

第1条(名称)
本賞は東北英文学賞と称する。

第2条(目的および賞金)
本賞は英文学・米文学(それぞれに比較文学・比較文化を含む)・英語学(言語学・英語教育学をふくむ)の各分野における研究を奨励するとともに、優れた業績を顕彰することを目的とする。賞金は2万円とする。

第3条(対象)
東北英文学賞はつぎの二部門からなる。

  1. 東北英文学賞
    『東北英文学研究』に掲載された論文の中でとくに優秀と認めた論文に与えられる。
  2. 東北英文学賞(奨励賞)
    『東北英文学研究』に掲載された論文の中で優秀と認めた論文に与えられる。

*両部門とも『東北英文学研究』に掲載された論文を審査対象とする。授賞対象となるのは、執筆者が東北支部・正会員だったことのある方、あるいは、東北支部・準会員3年以上の方で、原則として授賞前年度に刊行された論文。
*奨励賞の対象は、執筆者が満37歳未満、または最初の修士号取得後10年以内であること。

第4条(審査)
本賞の審査は、各分野について『東北英文学研究』編集委員によって行う。

第5条(授賞)
授賞の発表は東北支部大会で行い、授賞者に賞金と賞状を授与する。

付則
本規定は、令和4年(2022年)2月1日より施行する。

申請方法

1~3に応募される場合、このページより各申請書をダウンロードして、必要事項を記入のうえ、必要書類を添付して事務局に電子メール(tohoku[at]elsj.org)にてお送りください。(メールアドレスの[at]は@に置き換えの上お送りください。)該当する会員の皆様の応募を心よりお待ちいたしております。