日本英文学会関東支部11月大会英語教育公開ワークショップ
- 【タイトル】「読書会のススメ:その教育的意義を考える」公開ワークショップ
- これまで、英語教育部門では、主に英語教育を念頭に置いた企画を立ててきましたが、今回は敢えて、英語教育も含めた文学教育に視野を広げ、学部生だけでなく院生や教員まで、読書を楽しむ者が、「読書会」を通して何を学び得るのか考えていきます。読書とは個人の営為であると考える向きもあろうかと思いますが、一方で、読書を「テキスト/自己との対話」から、「他者との対話」を通して更なる「テキスト/自己との対話」へ循環する活動として捉えることも可能でしょう。複数名で一つのテキストを精読し議論する「読書会」とは、まさに「他者との対話」を通じての読書の形と考えられます。その教育的意義はどのあたりにあるのでしょうか。本ワークショップ第一部では、様々な読書会への参加経験を持つ3名の講師の方々にその経験談をお聞きしながら、一つのテキストを個人で読む場合と読書会を通して読む場合とで「読み」に違いはあらわれるのか、読書会で読むのに適したテキスト、適さないテキストがあるのか、読書会でテキストを読むという行為から何を学び得るのか、その「学び」は、大学での英語/文学の授業に応用可能か、それとも不可能かといった問いへの答えを探っていきます。
- 続く第二部では、講師の方々にも参加していただき、実際に読書会を実践します。取り上げるテキストは、、Kate Chopinの"Désirée’s Baby"です。事前に入念な下読みをした上で参加されるもよし、当日ふらりと参加されるもよし。テキストのコピーを会場に用意しておきますので、当日、第一部と第二部の間の休憩時間にテキストに目を通すことも可能です。参加者にご留意いただきたい点はただ一つ、これは研究発表の場とは違いますので、生身の自分がテキストと対峙したところから立ち上がってくる率直な「読み」を、(それが“上等”な読みかどうかなどは構わずに)、読書会という「場」に投げ込んでほしいということです。学部生、院生、教員が等しく一読者として参加し、一遍の作品について語り合う「対話の場」としての読書会を実践したいと思います。
- 学部生、院生の積極的な参加をお待ちしております。
- 【ワークショップの構成】
- ●第一部:「読書会」から何を学び得るのか
- 講師:金澤淳子(早稲田大学非常勤講師)
- 塚田幸光(関西学院大学准教授)
- 中垣恒太郎(大東文化大学准教授)
- ●第二部:公開「読書会」:Kate Chopinの"Désirée’s Baby"を読む
- 事前に登録などは必要ありません。当作品について自由に語り合いたい方は、学部生、院生、教員を問わずどなたでも参加できます。当作品についての専門的知識がなくても、英語がきちんと読めれば参加可能です。どなたでも自由に発言して構いませんし、発言はせず見ているだけの参加でも結構です。
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5月1日要旨