2026年7月4日
会員著書案内| 著者名 | 書名 | 出版社 | 出版年 |
|---|---|---|---|
| 坂本季詩雄、布施将夫、北尾泰幸、林姿穂編著 | 『メディアの中の女性 ―文学、歴史、言語の世界』 | 開文社出版 | 2026 |
【梗概】
≪女性表象の新たな地平≫
本書は、メディアに表象される女性像を「文学」「歴史」「言語」の三つの視点から多角的に考察しています。女性という概念の揺らぎ、メディアに映し出される女性表象の変容、そして言語に潜むジェンダー性を分析し、女性表象研究に新たな視座を切り開きます。
【目次】
まえがき―――坂本季詩雄
第一部【文学・文化 編】
第1章 ウイリアム・ホートンの『人の金を当てにするイングランド人たち』に描かれる娘たちとイングリッシュネス―――奥山厚子
第2章 メディアに創造されたフローレンス・ナイチンゲールのイメージと女性の社会進出への寄与―――河野弘美
第3章 ナサニエル・ホーソーンの「イーサン・ブランド」に描かれる女性と自然―――林姿穂
第4章 ハリウッド映画に描かれるスポーツウーマンの変遷―――國友万裕
第5章 『羊たちの沈黙』にみるクラリスのジェンダーの不確定性―――辰巳遼
コラムA:ロバート・フロストの作品における女性のイメージ 境界から生じる理解不能―――坂本季詩雄
第二部【歴史・社会 編】
第6章 メキシコ国民文化としての「マチスモ」の語り―――林和宏
第7章 フェミニシディオ論にみるメキシコのマスメディアと女性連続殺人―――林和宏
第8章 20世紀末の日本のテレビコマーシャルが映し出す働く女性のイメージ―――ウルスラ・フレイ
コラムB:連邦陸軍電信隊の女性隊員 ルイーザ・ヴォルカーに注目して―――布施将夫
コラムC:アメリカの歴史教養書の中の女性たち サミュエル・グッドリッチの『ピーター・パーリーのアメリカ物語』とホーソーンの『歴史と伝記の本当の物語』を比較しながら―――林姿穂
第三部【言語・教育 編】
第9章 女性と英語教育 プレゼンス理論の視座より―――山本玲子
第10章 『リア王』邦訳にみるジェンダー表現の変遷 女性ことばの使用を中心に―――佐藤晶子
第11章 ジェンダーに起因する言語使用の変容 男女の区別にとらわれない語彙と表現をめぐって―――衛藤圭一
第12章 E タイプ代名詞と単数 they ―――北尾泰幸
コラムD:ネス湖の怪物「ネッシー」の代名詞―――北尾泰幸
あとがき―――布施将夫
執筆者紹介
索引