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著者名 書名 出版社 出版年
尾崎俊介 ハーレクイン・ロマンス 恋愛小説から読むアメリカ 平凡社新書 2019

【梗概】
世界114か国、28言語以上で読まれ、恋愛小説の代名詞として知られる「ハーレクイン・ロマンス」。主人公のヒロインが、長身マッチョでエリートのイケメンとすったもんだの末、ハッピーエンドになるシンデレラ・ストーリーは、どう読まれ、書かれてきたのか。偉大なるマンネリ小説から、アメリカ社会を読む。

【目次】
序章 :恋は本屋さんで売っている?
第一章:道化師の誕生―ハーレクイン社とミルズ&ブーン社
コラム:イギリスの貸本屋事情
第二章:ハーレクイン・ロマンス、アメリカへ進出
コラム:表紙イラストに描かれたヒーローとヒロイン
第三章:ロマンス小説を生み出した十八世紀イギリス
コラム:パロディの系譜―『高慢と偏見』から『ブリジット・ジョーンズの日記』へ
第四章:アメリカ人はロマンスがお好き?
コラム:新しいヒーロー像「アルファ・マン」
第五章:ロマンス戦争勃発
コラム:日本版の魅力、ハーレクインコミックス
第六章:ロマンス小説を読むのはなぜ後ろめたいのか
コラム:ハーレクイン・ロマンス、最近の傾向
終章 :偉大なるアマチュア文学
コラム:ハーレクイン・ロマンスとコバルト文庫
あとがき
主要参考資料
 

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